MENU

EARTHFRIENDS
TOKYO Z

MENU

COLUMN

HOME>COLUMN>TAKU'S BRAIN>TAKU’s BRAIN vol.10『レベルアップに必要な組織作り 〜メディカル編〜』

TAKU’s BRAIN vol.10『レベルアップに必要な組織作り 〜メディカル編〜』

taku_vol10-top.jpg

「世界を知るスタッフ・世界で戦ってきたスタッフと一緒に、チームと選手の成長を図りたい」と語る斎藤卓ヘッドコーチ。チームの組織力を成長させるために必要な3つのカテゴリーの中で、今回は、『②メディカル』を中心に伺いました。怪我と隣り合わせで戦う選手をサポートするトレーナーに求めることとは?

選手育成においても必要な役割

バスケットボールは、言うまでもないですがボールと体を使うスポーツです。その視点で考えた時に、チームや選手をレベルアップするために必要なことは、vol.9でお話した通り、①スキル ②メディカル ③ストレングス という3つのカテゴリーです。

最も重要なのは、ボールという道具を扱う技術。その次に重要なことは、怪我をした時にどう治し、体をどう上手く使うか。選手育成という面でも、この3つの要素が非常に重要だと考えています。

技術=『①スキル』の部分では、東頭ACという心強いスタッフがいます。しかし、体の部分はスキル以上に特殊で、専門的な知識はもちろん、技術においても信頼できるスタッフを増やしたいと思っていました。

そこでまず加入が決まったのが、『②メディカル』にあたる藤橋正幸リハビリテーション・コーディネーターです。藤橋RCのことをよく知らないという方も多いかと思いますので、少しご紹介をします。
taku_vol10-1.jpg

日本人のパイオニアであり、レジェンド

彼との出会いも本当に縁が生んだ奇跡のようなものなのですが、どういった人物なのかというと、要はアスレティックトレーナー界の日本人のパイオニア(先駆者)でありスーパースター。さらにはレジェンド。野球界でいうところの野茂英雄、サッカー界の奥寺康彦、みたいな存在ですかね。

アスレティックトレーナーの本場アメリカと日本では、資格取得や専門知識を得るためのカリキュラムなどが全く異なります。

日本は、公益財団法人日本体育協会が認定する資格がありますが、それだけでは医療従事者として選手の体に触れることができません。ですので、理学療法士や柔道整復師などの国家資格も合わせて取得している人が多い傾向があります。

反対にスポーツ大国アメリカでは、アスレティックトレーナーの資格が医療資格の一つにもなっています。国家試験になるので、認定された学校で学び、必要単位数を取得することにより受験資格を得られ、スポーツと医療を結ぶ役割として、社会的にも高く評価をされています。

藤橋RCは、そんなアメリカで全米アスレティックトレーナー協会の資格を取得。ナプラパシック医療大学の博士号まで取得しています。NCAAディビジョン1など、アメリカでの22年に及ぶ実績で得た圧倒的な知識の量と経験は、日本人の中ではトップオブトップではないかと思います。土屋ATも何年も前からTwitterでフォローをしていたようで、合流したときは「僕なんかが話しかけて良いレベルの人じゃないんです。」としょっちゅう話をしていました。緊張してまともに会話ができてなかったですからね(笑)。

怪我のリスクを最小限に抑えるプロの技

他のメディカルトレーナーにも負けない藤橋RCの凄い面は、怪我をした選手が復帰するまでの期間です。もちろん怪我の内容にもよりますが、通常かかると言われているリハビリ期間よりも圧倒的に早く復帰させることがほとんどです。

例えば医者の診断が「全治◯ヶ月」となった場合でも、当初の予定より早い段階で練習に合流できています。それだけでなく、むしろ怪我をする前よりも良い状態にまで戻してくれるんです。

『ゴッドハンド』とはよく言いますが、本当に神業のレベルですね。

またリハビリ中でも、『この状態であれば、ここの可動域までは動かして大丈夫』という判断が的確です。全く動かさないより少しでも動かしていた方が、復帰するまでの期間は短くなります。その正しい判断ができるのは、知識と経験があってこそです。

選手も最初は半信半疑だったと思いますが、自分の体に奇跡のようなことが起こりみるみる良くなっていくので驚いていますね。選手からの信頼も抜群で、藤橋RCがOKを出せば動ける。ダメと言えばリスクがあると理解ができるので、無理して動いたりせず、我慢できる部分があると思います。
taku_vol10-2.jpg

抜群の人柄と信頼感

技術も然ることながら、仕事に対するスタンスもプロフェッショナルの人です。

練習中はどうしても僕自身エンジンがかかってしまうのですが、トレーナーとして「これ以上やったら怪我のリスクが高くなる」という判断をしっかりして、ストップをかけてくれます。

また、『これはちょっと次の試合に出るのは厳しいかな』ということがあっても、「週末までにはコートに戻すから大丈夫だよ。」と笑顔で言い切って本当に戻してくれます。なので、その日の選手のコンディションを心配せず、コートに送り出すことができています。英語も堪能なので、外国籍選手とも細かい会話ができることも大きいですね。

藤橋RCがいることで怪我のリスクも減りますし、例え怪我をしても本当に良い意味でこちらの予想を大きく裏切るパフォーマンスを発揮してくれています。自分自身の立場からの責任感をちゃんと持って正しい判断をしてくれるので、信頼をもってお願いするこができ、本当に助けられています。

トレーナースタッフ内での役割分担等マネジメントもしっかりやってくれているので、他のスタッフの成長も期待できますね。人柄も最高でいつも明るく謙虚に立ち居振舞ってくれるので、もう言うことなしです。

個人の治療院も開院されているのでここは絶対オススメです。僕もシーズンオフになったらプライベートで行かせてもらおうと思っているので、興味がある人はぜひHPを覗いてみてください。

藤橋正幸RCがセラピストを務める『パフォーマンス インテグレーションについて、詳しくはこちら
taku_vol10-3.jpg

※ストレングス編に続く

RELATED

関連ニュース