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TAKU’s BRAIN vol.15『ラスベガス滞在記~スポーツディレクターとして #4~』


みなさん、こんにちは。
ラスベガス4日目。
到着してから本当にあっという間。時間が過ぎるのは早いです。

 

さて今日はNBA Summer Leagueについて書こうと思います。
そもそも「NBA Summer Leagueって?」というところからなんですが、恥ずかしながら実は僕も来るまで詳しいことはあまり分かっていませんでした。

今回実際に見る機会を得たので色々と自分なりに調べてみたので、簡単に以下にまとめてみました。
(実際はさらに細かいルールがあると思いますが、正確に詳細まで調べる時間がなかったのでご容赦ください。)

①NBAサマーリーグは2004年に始まり、当時は6チーム参加の合計13試合実施。
昨年は24チームが参加の合計67試合。2018は初めて全チームが参加、12日間で合計82試合を実施予定。

②各チーム3試合の予選を戦い、その結果をもとにトーナメントを実施して優勝チームを決定。

③参加選手はNBAドラフトで指名を受けた新人選手、チームの控えや若手選手、あとはチームが契約するかどうかを検討するために招待するドラフトで指名されなかった選手やNBA実績のない選手。

ちなみに参加している選手ですが呼ばれても1~2年程度とのこと。特にドラフトされていない選手は、呼ばれて1~2年で結果を出さないとその後はもうお声がかからないとのこと。

NBAもほとんどのチームはだいたいSummer Leagueの時には7~8割方ロスターが決まっていて、さらにそこにドラフトされた選手が加わると考えると、ドラフト外の選手がNBAに入るというのはかなり狭き門ですね。

試合会場に着くとまずチケットを買わないといけないんですが、Summer Leagueは何試合見ても金額は一律で41ドル(大人)となります。

ですので1試合目からずっといれば最大で8~10試合(2会場で実施)見ることができますが、1試合しか見ない場合は少々割高な金額設定です。

ちなみに2年前は25ドル、去年は32ドルだったらしいので、人気と共に値段もぐんぐん上がっているようです。

で、会場入るとまずはセキュリティ。
アメリカではコンサート会場や大きなイベント会場では一定の大きさ以上の荷物を持って入れないのですが、自分はまんまとリュックを背負ってきてしまい入り口で強制ストップ。荷物を車まで置きに行くハメになっちゃいました。

いざ無事に中に入るとアリーナはメインとサブに分かれていてメインはこんな感じになります。



めちゃくちゃでかいですね!!!
これ、UNLVっていうバスケの強豪大学(出身で有名なのはステイシー・オーグモン、ラリー・ジョンソン、ショーン・マリオンとかですかね)のバスケ部のアリーナなんですが、規模感がもはや日本とは全く違いますね。

サブアリーナはこんな感じです。



一気にコンパクトな感じになりましたが、実際はこちらの方がコートに近くて見やすかったです。(席はコートサイド以外はどこに座っても大丈夫みたいです。)

こっちに来てからずっとShowcaseを見てきていたので、Summer Leagueと言えどNBAのレベルはやはり一味違う感じでしたが、一番の違いはやはりサイズとフィジカル、フィニッシュ力ですかね。
あとはチームによって戦術の特徴がよく出ているチームもあれば、チームとしてまとまりきれていないチーム、去年ロスター入りしていた若手選手がグイグイ引っ張るチーム、大事なところでターンオーバーばかりするチーム、色々な特徴があって見ていて面白かったです。
ここらへんはメンバー構成でだいぶ変わってくると思うのですが、プレーで絶対的な安心感や決定力を持ってる選手が一人コートにいるだけで、やはり全然バスケが変わるんですよね。
どのレベルでもやはりそういった中心になる選手がしっかりコートの上で仕事をできるかどうかが勝敗につながっていることを目の当たりにすると、やはりスポーツディレクターとして自分たちがどういったチーム作りをしていくべきなのか、と言う良い参考になりました。
ヘッドコーチの時は自分たちの試合以外の試合を見る時は戦術面を比較的見ることが多かったのですが、今回は選手同士のプレーのバランスや相性、戦術と選手の特性が合っているのか、などと違う側面から見ることが多く、今まで見えていなかった部分、見ようとしてこなかった部分が見えて面白かったですね。


そして今回のお目当てのブルックリン・ネッツの試合。

ご存知の方も多いと思いますが、ブルックリン・ネッツには今、渡邊雄太という日本人選手がロスターに入っているんです。


この日は控えからスタートながら、チームで一番長い26分出場、チームハイの14得点と大活躍でした。

3Pシュートが調子良かった(この日4/6)ことももちろんプレータイムが長くなった一因にあると思いますが、一番感じたのは40分通して本当にハードワークしていることでした。相手がファストブレイクを出しても毎回全力でスプリントバックしているし、相手がシュートを打つ時にどんなに遅れていても毎回必ず手を上げてコンテストしに行っていました。オフェンスでもオフボールで絶対さぼらない。ブレイクの時は必ずフルスプリントでコーナーまで走っているし、オフェンスリバウンドやルーズボールも献身的に一生懸命プレーしていました。

本当に基本的なことばかりなんですが、でもそれをしっかりと徹底できるっていうのはすごい強みだと思うし、ここって世界と比較しても日本の負けていないところの一つだと思うんですよね。
やっぱり辛い時や諦めたくなる時にどんな行動を取るかで、その人の人間性とか性格が出ると思いますし、苦しくてもやりぬく力、決められたことを徹底する力と言うのは、絶対に日本人の武器だと思うんです。
もちろんそれだけで世界と戦えるわけではないですが、まず世界と比較した時の自分たちの優位性や強みを理解することも大事だな、と見てて思いました。

試合は負けてしまいましたが、Summer Leagueとは言え「NBA」と名前がつくリーグで日本人が普通に主力で戦っている。そしてさらにプレータイムと得点がチームハイって物凄いことだと思います。

僕がNBAにハマっていた中学生の頃から考えたら本当に今の現実が信じられないですね。

あの頃僕が見ていたNBAは完全に別世界だったし、そもそも情報すら雑誌を通してでしか得られない世界だったので。

渡邊雄太選手、本当に頑張って欲しいです。

ちなみに渡邊雄太選手以外にもこのSummer Leagueに参加している日本人を発見しました。それはレフリーの加藤誉樹さん。



僕が行った時はメインコートで吹いていましたが、レフリー同士や選手とも堂々とコミュニケーションを取って試合を裁いていました。


こうやってカテゴリー関係なく異国の地で戦っている日本人がもっともっと増えれば、日本も少しずつ強くなっていくのかな、と思いました。
早くサッカーみたいに海外でプレーするのが当たり前になれば、バスケットボール界も違う時代が来るのではないかと個人的には考えています。

その為にも今は自分の立場からできることや環境作りを頑張っていきたいですね。

それでは次回はいよいよ最終日、今回のラスベガスでのことを振り返りながら最後の滞在記を書きたいと思います。