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河相智志「向上心」

チーム最年長の河相智志。子どもの頃からスポーツ少年だったという河相は、向上心が高く、当時からの常に学び続ける姿勢が今につながっている。

最初は遊びで

バスケ一家に育った河相。両親がバスケットをやっていたこともあり、小学校6年のときに河相自身もバスケットを始めた。当時、河相の通う小学校では、週に1回ほど、なにかしらのスポーツをする習慣があったらしく、「最初は、それでバスケを選んだのが始まりです」。遊び程度だったが、その時からバスケットの楽しさを感じていた。バスケット以外にも水泳やソフトボールなどやっていたが、「全然面白くなかった。でもバスケは楽しかったですね」。

中学は陸上部

1年ほどミニバスを経験し、中学へ進学する。しかし、河相の進学した中学にはバスケ部がなかった。中学校で「別にやりたいこともない」。そんな中、周りの友人たちが陸上部に入部していたこともあり、河相も陸上部への入部を決めた。「ただ走るのが嫌で、あまり楽しいと思えなかった(笑)」。
短距離の選手だった河相。小中学生の多くが成長期に発症するスポーツ障害のひとつ、オスグット病に大会のときになったそうだ。「『痛い!無理!ホンマに無理!』って言いながらやった(笑)。結局走れなかったけど」。これまでの長いバスケットの中の、どの試合以上に、陸上部のときのその大会での出来事が一番印象深いと語った。
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一人でバスケ

高校に進学し、バスケ部に入部した河相。しかし、放課後になると部員は帰ってしまい、チーム練習はできない状況だった。河相もまた、30分程一人でシューティングやドリブルをして帰っていたという。「『バスケ部』というような活動はしていないです」。試合のときには、ギリギリ5人そろうかそろわないか。そろったとしても、練習と言えるような練習もしていないため、すぐに負けて終わり。毎回、地区の1回戦で敗退していた。「そもそも成績もなにもないですけどね(笑)」。河相自身も全くやる気はなく、バスケットは「暇つぶしでした」。特にやることないから、という理由で、一人でのシューティングに、多くの時間を費やしてきた。

トライアウト

高校卒業後は、地元のクラブチームを転々としながら、バスケットを続けていた。
そんな河相がプロになったのは「29歳のとき」。兵庫県に新しくプロチームができると聞いて、トライアウトを受けたことがきっかけだ。トライアウトには50人くらいいたが、その中で見事プロバスケ選手の切符をつかみ取った。「自分にはバスケしかないと思っていた。だから、プロ選手を目指していた。プロを目指して7年くらいかかったけれど、兵庫でプロになれたことは自分の人生の転機になった」。
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唯一無二の技

河相のバスケット技術はいつ、どこで身に着いたものなのだろうか。「どこかで学んだというよりも、自分で常に考え続けていた」。スポーツが好きでバスケが好き、という河相は、バスケットの動画を見たり、バスケット関連の記事を読んだりしながら、独自で技術を身に着けていったそうだ。
そんななかで、不思議なエピソードも。「トレーニングの一環で神社で階段ダッシュをしていたら、ダンクができるようになったんですよ。これを読んでみんなが『ダッシュしたらダンクができようになる!』と思ってチャレンジしてみて、『ダンクできません!』ってなっても僕は知りませんけど(笑)」。ちなみに、今でもオフシーズンは神社の階段を使ってトレーニングをしているのだとか。

何でもできる

「真面目な人たちが多く、頑張るチームだと思っていた」。東京Zの加入前までの印象だ。山野代表に声を掛けてもらったことで東京Zへの加入を意識し始めた。「山野さんのB1に絶対に行くという熱い思いが、話した時に伝わった。自分みたいな経歴もない、実績もない人間を評価していただいた。山野さんには感謝しています」。
東京Zのメンバーは、「知識を持っている人が多く、勉強になる」と語った。河相の常にバスケットを学び続けているという姿勢は、今もなお変わっていない。「オフェンスもディフェンスも、常に学んでいます」と、楽しげな笑顔をみせた。
河相に自身の持ち味を尋ねると「何にもできないこと」。だからこそ、「もっと何でもできるようになりたいし、何でも極めたい」と語った。「シュートも打ちたいし、パスもしたいし、リバウンドも取りたいし、ドリブルもしたい。ディフェンスもしたいし、何でもしたい。何でもできるようになったら一番いい」とプレーに対する欲張りな性格が、今の河相のプレーにつながっている。

バスケットに対して貪欲。そして、バスケットを考え続ける河相のスタイルが、今後の河相自身を、そしてチームを強くしていく。

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