SHU’s EYE vol.14 「今シーズン1番のチームバスケットを目指します」
2016-17シーズンも残すところ、あと2試合。小野ヘッドコーチに今のチームのついて聞いてみました。
残りホームゲーム2試合となりました。今、チームはどのような状態ですか?
チームとして、目指すべきバスケットが、ディフェンス・オフェンスとも機能し始めてきました。“こうすれば勝ちに結びつく”ということが感覚だけではなく、スタッツ上にも表れてきました。例えば、オフェンス面ではイージーなミスも少なくなり、またこれまでアシストの数が一桁台だったのですが、14~15本くらいとれる試合が増えました。それはコート上で信頼関係の中ボールを上手く動かすことができているからなので、結果がちゃんとついてきている証です。ただ、その最も大事なオフェンスのスタートがチームディフェンスだということも共通理解できてきたと思います。
今シーズンは、渡邊選手をはじめ、若い選手の成長に繋がるシーズンだったかと思うのですが?
そうですね。そうしないといけないシーズンだと思います。シーズン序盤、中川の離脱でポイントガードを任された翔太はとても悩んだと思いますが、これ以上ない経験を積んだと思います。それが結果にも結びついてきました。中川はベテランでパスも上手い選手なので、外国籍選手も落ち着いてプレーができるようになったと思います。翔太をはじめ、日本人選手も“こういう場面では、このプレーをすれば良いんだ”と、状況判断のお手本を見れていると思います。口で言うだけじゃなく、実際に練習また試合でプレーを見るということが大事ですからね。
ホームゲーム最終節に向けて、ファンの皆さんにどういった所を見てほしいですか?
試合を重ねる度に、東京Zのテンポの時間が長くなってきたと感じています。これまでプレータイムが短かった村越も、ここ数試合コートでちゃんと気持ちをだして、落ちついてプレーができるようになってきました。結果をだして、色んな場面で信頼感を得ていると思います。自分のポジションをとるという、プロ選手としての意識の高さがチーム全体にでてきていますので、選手にはより厳しさをもって、アグレッシブにプレーをしてほしいです。 前回の試合も1,500名を超えるファンの方に声援を送っていただき、とても力になりました。今シーズン1番の我々の持ち味であるチームバスケットをファンの皆さんに見ていただけるよう、最善の準備をします。ぜひ大田区総合体育館へ来て、応援していただけたらと思います。宜しくお願いいたします。