スペシャルインタビュー:#92村越圭佑選手
プロ1年目から東京Zに加入。今シーズンでチーム所属3年目を迎える村越圭佑選手に改めてインタビューをしてきました。
昨シーズン、成長のきっかけは何ですか?
斎藤前HC(現斎藤SD)から言われたことを体現できるようになったことが一番だと思います。自分の役割をこつこつ続けて、その中でいいプレーを出すことができました。自分のプレースタイルは数字に残らないところが多いのですが、そこをコーチ陣に評価してもらえたので、試合に多く出場できるようになったんだと感じています。
HCから言われた具体的な役割とは何ですか?
ディフェンスとリバウンドを頑張ることです。去年の場合、オンザコート0の時間帯もあったので、その中で自分がどれだけ外国籍選手に体を張れるかというのが課題でした。一番の役割は体を張って味方のためにプレーすることだと思っていますし、HCもそう指示してくれました。
小島選手が「成長具合に驚いている」と言っていましたね!
去年まで山形にいた小島さんに、そういう風に見てもらえたというのは素直にうれしいです。毎日見てくれているチームメイトに言われるのもありがたいですけれど、頻繁に互いのプレーを見れていなかった人からそのように言われるのは、違ったうれしさがあります。自分がやってきたこと、させてもらってきたことは間違いではなかったなと思いました。
チーム内での役割に変化はありましたか?
役割はそんなに大きく変わっていません。1年目の時からディフェンスとリバウンドを頑張るよう指示を受けていましたし、2年目もディフェンスとリバウンド、加えて体を張るように言われていました。古田HCからも同じようなプレーに期待してもらっていると思います。ですが、今年はチャレンジとして「インサイドから3番のポジションにコンバートしよう」とも言ってもらえているので、新しい変化はあります。そうなったら、ずっと3番ポジションでやっている増子さんや河相さん、師門さんがライバルになるので、先輩方に負けないつもりで頑張ります。そこで結果を残せたら自分の幅も広がりますし、それに向けてのワークアウトも東頭ACから受けさせてもらっているところです。きついけれど、今は楽しんで練習させてもらっています。今までやったことのない動きもあるので、すごく新鮮です。
メンタル面での変化はありましたか?
斎藤SDに「お前は自信持ったほうがいいんだから」と言われてから、プレーをしていく中で自分でも自信を持つようになりました。2年目になって、MIPにも選んでいただいたり、応援してくれる子供たちやファンの方が自分の名前を呼んでくれたり、いろんな人からの評価を感じることができました。それが自分の中で自信につながったんだと思います。声援に応えたいという気持ちでプレーをしていました。
チームの雰囲気はどうですか?
去年と同じようにとても明るいです。古田HCはメンタル的にもタフにやっていこうという方ですし、それに対してみんなもハードにトレーニングしています。それは、継続の選手が多いという点が大きいと思います。1年間一緒にやっている分、お互いにプレースタイルも分かっているので、とてもやりやすいです。雰囲気もメンバーの仲もすごくいいです。
チームでもコミュニケーション取ることを意識しています。東頭ACが普段から「思ったことは積極的に伝えた方がいい」と言ってくれているので、フロントスタッフとも1,2年目に比べたらすごくコミュニケーションが取れていると思います。
最後にファンの方へメッセージをお願いします。
本当に勝ちたいという気持ちが、今年は今まで以上に強いと実感しています。昨シーズンは個人的には結果を残せたと思っているので、新しい役割が増えても昨シーズン以上の結果を残したいです。やってきたことを全部出して、今年こそ、今年こそは結果で声援に応えたいと思います。