スペシャルインタビュー:#35 高山師門
継続発表をし、チーム3年目に突入する#35高山師門選手。アマチュア時代から選手として活躍してきた彼が今、掲げる想いとは。
今シーズンも東京Zで戦おうと決めた理由を教えてください。
1番自分を成長させてくれるチームだと思ったことと、山野代表をはじめ、小野さんや卓さんだったり、今まで指導をしてきてもらった関係性、人との繋がりが大きいですね。
新卒でアースフレンズに入ってからここまで一緒に成長をしてきたチームという想いも自分の中であるので、その恩返しではないですが、このチームをB1に連れていきたい、一緒にいきたいという想いの部分も大きいです。その2つが大きい決め手です。
決めるまで、悩んだこともありましたか?
1番は上のリーグでやりたいという気持ちがありました。それは今も変わらないですし、“自分がどこまでできるのか”挑戦したいという気持ちもあります。
ただ、それよりも、このチームで結果を出したいと思いました。まずはB1に上がる事が1つの目標です。優勝をして、世界に挑むというのがチームのコンセプトでもあるので、結果を出さないことには始まらない。プロとして結果にこだわって過ごしていきたいです。
少し昨シーズンを振り返ってみたいのですが。最終成績5位というのは、率直にどう感じていましたか?
やっぱり『結果を出せなかったこと』。それが一番悔しいです。たくさん応援してもらったファンに対しても申し訳ない気持ちです。ただ、5位になったのには5位になった理由が必ずあると思うので、今回の反省を必ず次に繋げたいと思っています。
日々の練習の中でも、改善できる点・改善していかないといけない点がいくつかあり、勿体ない練習時間になってしまうことがありました。それは自分の中でもモヤモヤして疑問に思っていた事だけど、自分から問いかけることもしなかったので、大きな変化にも繋げられず、そこは自分の中でも悔やまれる部分ではあります。
自分のプレー以外にももっとやれることがあったと思うし、コミュニケーションを取って行動を変えられていたら、結果が同じ5位でも気持ちの部分でちょっと違かったかもしれないです。
メンバー同士で会話をしっかりできていたら、例え結果が同じでも、気持ちの部分でスッキリできていたってことですね?
そうですね。会話をして行動に移せないとダメだと思ったので、自分の思いつく限りやりきっていたらスッキリできていたかもしれません。
思いつく限りやりきったのに成績が一緒だったら、それはそれで考え込むかもしれませんが(笑)。
“たられば”を言っても仕方ないですけど、そこができていれば違っていたと思いますし、結果は変わっていたと思います。その事に気づく事ができたので、今回の経験を糧に、自分のできることをやってチームが勝つために行動していきたいです。
大野選手も抜けて、アマチュア時代からの生え抜き選手になります。今後、より高山選手からの声と言うのが、チームにとって重要になってくるかなと思いますが?
チームが勝つために、自分のできることはしっかりやりたいと思いますし、それはどんな選手が入ってきても変わらないです。そして、どんな選手でもチームが良くなるよう声がけをしてほしいし、アマチュア時代からやらせてもらっている分、少しだけ伝えられる事が増えるかもしれないですが、自分もその中の一選手だと思っています。
ベテランの選手でも若い選手が入ってきたとしても、自分と同じ考えでいるとは限らないので、それぞれの言い方や考え方でお互いに刺激し合って、チームが良い方向に進めるようになれば良いと思っています。もちろん、チームが良くなるよう、自分の伝えられることがあればどんどん伝えていきたいですね。
最後にファンの皆さまへメッセージをお願いします。
いつも熱い応援、声援をありがとうございます!本当に感謝です。
応援してくれるファンがいるから頑張れるし、一緒に闘い、一緒に勝利した時の嬉しさはかけがえのない瞬間です。たくさんの応援を力に、これからも全力でプレーしていきます!
もちろん、結果にこだわっていきますが、試合を見て楽しんでもらえたり、感動してもらえたり、これから頑張ろうとか、少しでも元気を与えられたり、プラスの気持ちを持ってもらえたら嬉しいです。
今シーズンも全力で出しきります!一緒に喜べる時を楽しみにしています!