株式会社GWC(第8期)決算情報
株式会社GWC(第8期)決算情報
- 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグより、「アースフレンズ東京Z」を運営する株式会社GWC(設立:2013年・代表取締役:山野勝行)の2019年度クラブ経営情報が開示されましたので、以下の通りご報告致します。
- 営業収入 272,709千円
- 前年度営業収入 249,467千円
- 営業利益 ▲43,759千円
- 前年度営業利益 24,109千円
- 経常利益 ▲44,226千円
- 前年度経常利益 25,759千円
- 税引前当期利益 ▲44,226千円
- 前年度税引前当期利益 25,759千円
スポンサー収入
- 売上高 145,403千円
- 前年度売上高 136,741千円
入場料収入
- 売上高 37,080千円
- 前年度売上高 43,042千円
物販収入
- 売上高 21,307千円
- 前年度売上高 13,006千円
ユース・スクール関連収入
- 売上高 658千円
- 前年度売上高 2,891千円
その他
- 売上高 46,123千円
- 前年度売上高 32,788千円
球団代表 山野勝行 コメント
先日、2020年11月11日をもちまして、「アースフレンズ東京Z」の運営会社である株式会社GWCが、設立7周年を迎えることができ、Bリーグ5シーズン目、チームとして7シーズン目に挑むことができています。
大企業資本がどんどん参加し、飛躍的な成長を遂げるBリーグで、全てが「0」からはじめたベンチャー企業が、一度も資本が変わらずにベンチャー企業のままやり続けられていることは、ファン・パートナー・地域・メディア・行政・協会・リーグなど、多くの皆さま方のご支援・ご声援のおかげです。
クラブを代表致しまして、改めて皆さま方に感謝申し上げます。
2019-20シーズンにおきましては、残念ながら赤字決算となりました。
新型コロナウイルス感染拡大によりシーズンが途中で終了してしまった影響は大きく、春先には1億円近い赤字計上も覚悟しましたが、社員・選手・スタッフ一同の頑張りで、何とか赤字幅を減少させることができました。
また、3,000万円近い債務超過になりましたが、これに関しては、リーグの特例ルールが適用される3年間の猶予期間内に、十分取り戻せる範囲のものだと認識しており、大きな心配には至っておりません。
反面、そのような厳しい環境下においても、2億7,270万円という過去最高の売上を達成できたことはチームの誇りですし、今後の成長を大きく期待させるものだと感じています。
ステークホルダー様など、全ての皆さまに多くのご尽力をいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
収入に関しては、試合中止の影響で入場料収入が大きく落ち込みました。しかし、スポンサー収入、物販収入などが伸びたことは、大きな自信になりました。
支出に関しては、体育館利用料の増加などにより試合関連経費がアップしました。また、販売管理費は継続して増加をさせており、事業規模拡大のためのフロント力構築も進めております。
2020-21シーズンにおきましては、コロナ渦中の対応を迫られており、安全性・事業成長・黒字化など、多方面に渡り、例年以上に経営にバランス感覚が問われるタイミングだと感じています。
まず第一に、コロナの影響を最小限に抑え、シーズンを最後まで安全にやり終えること。その上で、みなさまに少しでも多く喜んでもらい、アースフレンズ東京Zというチームの存在価値を広げていけたらと思っています。
今期のスローガンである、「GO FORWARD ~この町と共に~」の名に恥じぬように、一つ一つ積み重ねて参ります。
チームミッションである 「世界で活躍する日本国籍選手を輩出する」 「ダイバーシティ社会の一助になる」 の実現のために、みなさまと共に前進していきます。
「Zは成長物語」
日々多くの課題が発生しますが、一つ一つ真摯に取り組んで、改善し、必ず成長して参ります。
一緒に成長を楽しんでいただきながら、 チームへの変わらぬ愛情とご支援、ご声援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。