いつも熱いご声援をありがとうございます。

この度、アースフレンズ東京Zでは、2021年6月30日をもちまして、東頭俊典ヘッドーコーチとの契約が満了となることが決定致しましたのでお知らせ致します。

東頭俊典HC コメント

みなさん、いつも応援ありがとうございます。
今シーズンを持ってアースフレンズ東京Zとの契約は満了となることになりました。

まずは4年前、このチームに自分を迎え入れてくれた斎藤卓コーチ、ありがとうございました。正直タクさんにはもうちょっとコーチングを続けてもらいたかったです。どんな役職も与えられれば真摯にそして懸命にこなす姿にはプロ意識とチーム愛の高さを感じました。

またこのチームに来て、3回の海外挑戦をさせて頂きました。イタリア、ギリシャ、アメリカ。。。そこで学んだ数々のことと、それぞれの地で出会った人脈は一生の宝物になると思います。山野さんの先を見据えたビジョンや世界を目指す大きな器が無ければ全て実現しなかったことだと思っています。夢を語るだけでなく、その実現に向けて斬新なことをしていく、その姿勢には畏敬の念を持たずにはいられませんでした。

そして、これまであまり語ってこなかったのですが、フロントスタッフとボランティアスタッフの皆さん、本当に力不足ですみませんでした。直接伝えるチャンスはあまり無かったのですが、皆さんが日夜奔走する姿を1年目から目の当たりにして、本当にこのチームで勝って皆でハッピーエンドを経験したい、とずっとずっと思ってきました。それはチームを離れた選手やスタッフと話す時にも話題に出ます。「一度アスフレにどっぷり関わった人たちは、このチームを既に去っていても、このチームがB1に上がるようなことがもしあったら、みんな号泣するよね」って、そんな話をしてます。皆の犠牲と頑張りで成り立ってるこのチームだから、なんとしても勝って、もっともっと勝利を分かち合いたかったです。

どんな状況でもチームを鼓舞して、悔しさも喜びも人一倍表現してくれたMCのUmeさん、プライベートでも僕らをいっぱいサポートしてくれる人でした。クールでかっこいいToshikiさんはクールさの中に熱さを秘めた人で憧れの人でした。そしてアスフレに新しいエンタメを持ってきてくれたマーシャさん。最後は全てのアウェーに来てくれていたような。。。本当にチームを愛してくれた皆さんでした。Zgirlsは本当にプロ集団で、意識もクォリティーも高く、今まで自分が見た中でも“最高のチーム“の一つだと思います。ディレクターのFukaさんにチーム創りについてインタビューしたこともありました。彼女達もB1の舞台で踊らせてあげたかった。



あとは、パートナー様、地域の皆さん、そしてファンの皆さん。。。
みんながこのチームのためを思って、一緒に戦っているのがコートに立っていても伝わってきていました。怪我人の続出で絶対的劣勢で後半21点差をひっくり返して勝った“大田の歓喜“や、42点差で大敗しても暖かい拍手を送ってくれた皆さんの優しさにチーム全体が奮起して翌日同じ相手に勝利した今シーズンの仙台との一戦。たくさんの思い出の中には、どんなに勝てない中でも一緒に悩んで戦ってくれた皆さんの姿があります。本来プロスポーツに関わるものなら当然考える「スポーツとは何か」とか「自分たちがやらなければならない事」などを、これまでと更に違うレベルで本当に考え抜いたのは、皆さんが文字通り、どんなに苦しい時も“一緒に戦ってくれた“からだと思います。皆さんからたくさんの学びを頂きました。本当にありがとうございました。

このチームに来て自分がチームや皆さんに還元できたものより、もらったものの方が遥かに多い形でこのチームを去るのは本当に悔しく、情けないですが、これまでこのチームを去った全ての選手、スタッフと同様、自分もここで学ばせてもらったことを糧にいつかこのチームのミッションを遂行できるような人間になれるよう前に進んでいきたいと思います。



こんなに長い退団コメント、見たことも書いたことも無いけれど。。。笑
でもこのチームは皆さんにとってそうであるように自分にとってもこれからもずっと特別なチームになると思います。

4年間、本当にありがとうございました。
これからのアースフレンズ東京Zの健闘と躍進を心から祈っています。

GO WIN Z！