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イタリア・ミラノ日記 Day 7

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今日はチーム帯同最終日。
シチリア島でのアウェーゲームに連れて行ってもらいました。
そうあのゴッドファーザーで有名なシチリア島です。
(ツイッターでイタリア語の発音のまま、「シシリー」とつぶやいていましたが、よく考えたら日本語では「シチリア」でした汗)

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飛行機で移動。
チームは移動着はスウェットですが揃えていました。


なんと当日飛行機移動という強行スケジュール。
朝7時にホテルを出て、空港へ。
2時間かけて飛行機で移動した後、ホテルにチェックイン。
チームランチの後、少し休んで試合に出発し、17:00からの試合に備えました。

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チームランチ。ホテルはかなり素敵なホテルでした。
 
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パレモのホームコート
 
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ヘッドコーチは壁に紙を貼ってミーティングの準備。
紙に書く内容、ミーティングの仕方さえも整理されているのがファブリチオコーチ流。
恐れ入りました。
 
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選手もスカウティングレポートを読み返して準備。


移動の疲れからか、重い展開でちょっとしたミスが続く内容でしたが、後半に入って、以前紹介したカルロのアタックを中心にゲームのテンポを支配して、無事勝利!
アウェイで勝つのは本当に難しい、と言っていたので、素直にみんな喜んでいました。

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最終スコア 77-68で勝利!


試合前にはプレジデントからもAURORA DESIOの話も聞けて、本当に充実した1日となりました。

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試合中のそれぞれのコーチの役割も明確に決められていたこと、また練習の内容がそのまま顕著に試合に出ていたこと、様々なことがきちんと整理されていて、見ていて何が問題か、何に困っているか、何をどう変えたか、が非常に明確でした。

このレベルまでいくのにファブリチオコーチは何年かかったのでしょう?
プレジデントと話している時に、「ファブリチオコーチはユーロリーグでコーチしていてもおかしくないくらいの実績あるコーチ。うちのような2部に来てくれたこと自体が奇跡。」と言っていました。
若手主体のAURORA DESIOを実績あるベテランコーチが日々悪戦苦闘しながら、辛抱強く教えている姿を目の当たりにして、非常に勉強になりました。1部リーグでは考えられないミスも起こる、とファブリチオコーチはよく言っています。でも彼はそれでも辛抱強く同じことを繰り返し繰り返し教えていて、それは確かに選手を育てていた。

今週繰り返し練習した内容も、個人ミーティングでビデオを見せた内容も、全てが今日の勝利につながっていました。
確実に上手くなっていた。それでも何度もやったことでも間違ってしまっているケースもたくさんあった。
またそこを来週から詰めていくのだそうです。

何より本当に辛抱強い。
「育てる」ということはこういうことなのだと教えてもらいました。

明日の夜、日本に帰ります。
また帰った後も、感じたことをまとめて更新していけたらと思うので良かったら参考にしてください。