城宝 匡史選手 現役引退のお知らせ
いつも熱いご声援をありがとうございます。
この度、城宝 匡史選手が2022-23シーズンをもって現役を引退することとなりましたのでお知らせいたします。
城宝選手は18年と長きに渡りバスケットボール界を支え、2022-23シーズンにはアースフレンズ東京Zに入団。
普段からプロフェッショナルな姿勢で多くの選手の見本となり、試合では3Pシュートやフローターシュートといった多彩な技で流れを引き寄せるなど、様々な場面でチームを牽引し続けてくれました。
これまで城宝選手へ多くのご声援をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
なお、城宝選手は2023-24シーズン、横浜エクセレンスのアシスタントコーチ兼通訳に就任いたします。
新たなキャリアでのご活躍を心より祈っております。
城宝 匡史
(MASASHI JOHO)
生年月日:1982年4月24日
身長/体重:183cm/83kg
経歴
2005-07 | bjリーグ 大阪エヴェッサ |
---|---|
2007-09 | bjリーグ 東京アパッチ |
2009-11 | bjリーグ 滋賀レイクスターズ |
2011-16 | bjリーグ 富山グラウジーズ |
2016-17 | B.LEAGUE B1 富山グラウジーズ |
2017-18 | B.LEAGUE B1 新潟アルビレックスBB |
2018-19 | B.LEAGUE B1 ライジングゼファー福岡 |
2019-20 | B.LEAGUE B2 ライジングゼファー福岡 |
2020-21 | B.LEAGUE B1 富山グラウジーズ |
2021-22 | B.LEAGUE B2 愛媛オレンジバイキングス |
2022-23 | B.LEAGUE B2 アースフレンズ東京Z |
城宝匡史選手 コメント
プロ生活18年を引退して、新しい挑戦としてコーチをやっていきます。
ここが最後にプレーしたチームということで忘れられない場所になりました。
ホーム開幕戦で勝利したことが強く印象に残っています。
結果が出ない時も応援してくれた方々には本当に感謝しています。
皆さんの前でもうプレーは出来ませんが、また会えることを楽しみにしています。
クラブ代表 山野勝行コメント
バスケットボール界のレジェンドである城宝選手が、チームに与える影響は多岐に渡ったと思います。
若い選手・スタッフが多いチームにあって、その全てが学びであり、成長の源泉になってくれました。
ファンの皆さまに勝利を届けたいという強い想いは最後までチームを鼓舞してくれました。
城宝選手の多大なる貢献、奮闘に感謝し、次のステージでの活躍を祈念しています。
18年という選手生活に思いを馳せて、1シーズン、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
衛藤晃平HC(前GM兼HC)コメント
2011年に行われたbjリーグ/オールスターゲーム大阪開催。ここが初めて彼と話した場所でした。
当時の彼は、bjリーグを牽引する日本人選手の1人で、所属先の滋賀レイクスターズでは絶対的日本人エースとして活躍しており、至る所でそのパフォーマンスは話題でした。もちろんオールスターでも。
その後、お互い全く別の路線を歩み、多くのクラブを渡り歩きましたが、1つのご縁があり、昨シーズン東京Zで再会を果たすことができ、一緒にチャレンジする機会を頂戴することができました。
【個性が強い】と表現されることが多い彼ですが、一緒に過ごしてみると【バスケットが大好きな少年】という言葉が一番フィットするように思います。
少しご紹介させて頂きます。
大田区総合体育館でのチーム練習後、彼が個人シューティングしているなか、岡島選手や井手選手を筆頭に若手がモップがけのために話しかけると、「あと1分打てるじゃん。打たせてよ~」と黙々とシュート練習をし続ける姿。
チーム練習後の夜、電話をかけると「今、自主練習の体育館向かってるけど~」とか「今、トレーニング中だから、後でかけるよ~」でなかなか電話が来ない、といったことが日常茶飯事。
そして、練習中、自らが納得できないことがあると、日本人選手にも外国籍選手にも、チームスタッフにも意見をぶつけたり、試合でも最後の最後までレフリーに自らの意志や意見を伝え続けたり、と、勝利への執着心は人一倍強かったです。
純粋にバスケットボールが大好きで、常に向上心を持って真摯に取り組む彼と、たった1シーズンでしたが、共に過ごせたことは、クラブとしても私個人としても財産に他なりません。
彼には、たくさん学ばせて頂きましたし、未来ある多くの若手選手たちの生き字引となって、背中で表現し続けてくれた姿には感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、個人的な感情を申しますと、【寂しい】というのが本音です。
彼とは同世代…同世代の選手が次々と引退していく中、「彼はずっと現役で頑張ってくれる」という期待・希望を抱いていましたので、今回の報告電話を受けた時は、驚きと共に寂しい気持ちが先にありました。
いつかは誰にでも訪れる引退ではありますが、「願わくばもっともっと先で」とわがままを言いたくなる心情でした。
長い現役生活、本当にご苦労様でした。そして、ありがとう。
bjリーグ、Bリーグと今のバスケットボール界を支え続け、礎を築いてくれた1人といっても過言ではないと思っています。
キャリアの最後に東京Zを選んでくれたことに感謝するとともに、大田区並びに日本のバスケットボールを盛り上げてくれたことに、心から敬意を表したいと思います。ご苦労様でした。本当にありがとう。
最後に、純粋にバスケットボールだけを追いかける彼だからこそ、彼を支え続けてこられた奥さまやご家族のご負担は大変なものだったかと思います。
彼はキャリアを続けるために、普段から食事制限を徹底したり、練習後エネルギー回復のため、すぐにお手製弁当を頬張ったり、、、ここ数年は怪我との戦いもありボディケアに奔走したりと、とても大変な時間も多かったと思います。
それをずっとサポートし続けてこられた奥さま、ご家族の皆さま、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
末筆ですが、彼のセカンドキャリアでのご活躍と、ご家族の皆さまのご多幸を心より祈念しております。
廣瀬幹GM コメント
1シーズンという短い期間ではありましたが、城宝選手がアースフレンズ東京Zでプレーしていただいたことに感謝しています。
ここぞ!という時の集中力と長年積み上げてきたバスケットボールIQでチームに貢献していただきました。
個人的には、3ヶ月という短い期間ではありましたが、芸術的な3Pシュートと時折見せるアグレッシブなディフェンスが印象に残っています。
次のチームではアシスタントコーチとしてバスケットボール界に貢献するということをお聞きました。
城宝コーチは間違いなく、日本のバスケットボールを良い意味で変えてくれる人材だと思っています。
城宝コーチのさらなるご活躍を祈っております。
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