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【SUEMUNE'S COLUMN Vol.10(前編)】なぜ、そうなのか? | 東京Z ユース

 

アースフレンズ東京ZU18はバスケットボールを通じて「自己コントロール力」を身につけて欲しいと思っています。
この「自己コントロール力」を身につけるには「課題を立てる力」が必須だと考えています。

「リンゴはなぜ、木から地面に向かって落ちるのか?」
この素朴な疑問から、万有引力という大発見をしたニュートン。
彼がリンゴの木から疑問を抱き、世紀の大発見に繋げる事が出来たのはなぜか?
それは、彼が常に「なぜ?」というWHY思考を持っていたからです。
そして、このWHY思考は自己コントロールを身につけるために必要な「課題を立てる力」と強く結びつきます。

現代社会はあらゆるサービスに溢れています。
多くのSNSの効果もあり自分が求めていなくとも、勝手にサービスが無料で手軽に受け取れます。
また、世の中に存在する多くのお店では、どのようなお客さんに対しても過剰なまでのサービス精神で接客をする姿をよく見かけます。

この結果、今の日本社会は世界的に見て「疑問を持ちにくい社会」になってしまっていると感じています。
では、それはなぜか?
私の答えはこうです。今の日本は、自分が疑問を持つ前に誰かが解決してくれてしまうような、とても優しすぎるシステムが当たり前になってしまっているという事です。

では、疑問を持てない事は何が問題なのか?

それは、「自分で課題を立てる事が出来なくなってしまう」という事だと私は思います。
身の回りの人達や社会がどのような課題を抱えていて、何を求めているのか?
そもそも、自分自身がどのような事に課題を抱いていて、何を求めているのか?

このような疑問を抱けないという事は、つまり他人や自分自身の事を理解する力が劣っているという事に繋がってくると思います。
私は選手達に、これらの力をバスケットボールを通じて身につけて欲しいと思っています。

(後編に続く)