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ユースチームが世界に挑戦!「USAユースキャンプ」活動報告|東京Z

 

いつも熱いご声援をありがとうございます。
アースフレンズ東京Zのユースチームが7/21(金)~7/29(土)の期間、アメリカ シアトルへ渡り「USAユースキャンプ」を実施いたしました。

SNSでの発信に温かい応援の声をかけていただき誠にありがとうございました!

今回の世界チャレンジで得た経験を、帯同した末宗コーチよりご報告させていただきます。
今後もチームビジョンの達成に向けて日々チャレンジを行いながら活動をしてまいりますので、引き続き東京Z、ユースチームへの応援よろしくお願いいたします。

USAユースキャンプ概要

日程 7/21(金)~7/29(土)
場所 アメリカ シアトル
訪問場所 ①urban high school(7⽉22⽇トーナメント会場)
②スノコルミー滝
③renton high school(7⽉23⽇トーナメント会場)
④ワシントン湖
⑤Starbucks regulation shop
⑥Kerry park
⑦ECBA GYM(7⽉24⽇~27⽇練習会場)
⑧bellevue childrenʼs academy
⑨kidsap Admirals(7⽉25⽇-27⽇親善試合)
⑩Tim trainer GYM(7⽉26⽇ストレングストレーニング)
⑪public Market(スタバ1号店)
⑫Olympic college
 

ハイライトムービー

 

日別の活動レポート

7/21(金)現地着

・現地時間11:00デルタ空港着。到着後すぐに空港付近のショッピングモールでグループごとに別れ昼⾷&ショッピング。
・宿泊する家でミーティング/⾷事作り。
・近所の⼩学校にて⾃主練習。アメリカはバスケが⽇常に馴染んでいる事を実感。

 

7/22(土)⾃然鑑賞/トーナメント①

・シアトルで有名なスノコルミー滝へ⾏き、記念撮影。選⼿の中には率先して現地の⼈へ英語で話しかけコミュニケーションを取る姿が⾒られた。
・outlet mall にて昼⾷。選⼿は各⾃考えてお店を周り、苦しみながらも店員とコミュニケーションを取っていた。
・トーナメント会場。選⼿達は⽇本とはまったく違う環境と空気感で飲まれていた。
⼀番驚いた事は、現地の⼈達のゲーム前の様⼦。ほぼ、ノーアップで試合に臨む姿に⼾惑ったが現地では、⼀般的な光景との事。
・相⼿チームは12歳~17歳を中⼼構成されていたが、能⼒/基礎技術/IQがしっかりしていてゲームを完全にコントロールされてしまった。レベルの違いを感じた。

 

7/23(日)トーナメント②

・会場にたまたま居た⽇本⼈の方に、元NBAのジャマール・クロフォード選手がいると教えてもらい選⼿達と写真を撮ってもらった。
とても優しく、ジェントルマンだった。
⼀般⼈とNBA選⼿が対等な感じで同じ空間でバスケをしている姿がアメリカっぽいなと感じた。
・選⼿は前⽇の反省を⽣かし、序盤から全⼒でプレーをしていた。
相⼿は190㎝くらいで簡単にダンクをするような選⼿が4名程いたが、恐れる事なく果敢にアタックをしていった。
・試合後の選⼿達同⼠のミーティングで、⽇本の泥臭い部分や、ディフェンスを頑張り続ける分はアメリカでも通⽤するという話が出ていた。⽇本⼈でもやれるという⾃信を少し感じていた。
・選⼿のみでの⾃炊⽣活スタート。スーパーへ買い出しに⾏き献⽴から皆で検討。
選⼿からのアイデアで、2チームに別れて料理対決をする事になる。選⼿が⾃発的にアイデアを出してる 事はキャンプの成果だと感じた。
・⾷事後、ダウンタウンへ行きスタバのレギュレーションショップへ。
選手たちは頻繁にコミュニケーションを取り助け合うような様⼦が⾒られた。

 

7/24(月)ECBAトレーニング①

・ECBAトレーニング初⽇。ECBAの施設に可能性を感じる。
倉庫の中にパネルで作成されたバスケットーボールコートが3⾯あり、体操教室が併設していた。
・トレーニング内容はフィニッシュスキル中⼼。英語でのコーチングであったが帯同してくれた池松選⼿がとても分かりやすく通訳をしてくれた。
・練習内容⾃体は珍しいものではなく、考えている事ややっている事は⽇本とそこまで変わらないと感じた。
・BCA(ベルビューチルドレンアカデミー)⾒学。
先⽅の気配りで、選⼿達へコーヒーとケーキを準備してくれていた。
主に、学校の歴史と簡単な英語のBCAプログラムを体験した。

 

7/25(火)ECBAトレーニング②/親善試合

・シューター育成で定評のあるジェイソン⽒によるトレーニング。 1on1を始めスクリメージを中⼼に⾏なった。
・ジェイソンコーチが「ブレイン」という⾔葉をよく使っていた。
バスケットボールをプレーする上で、改めて考える、感じるという事が⼤切だと感じた。 

 

7/26(水)ECBAトレーニング③/Timトレーニング

・ジェイソン⽒が考案したシューティングプログラムを実施。
全レベル10まであるプログラムのうちレベル1を指導してもらう。
練習の内容は特別なものではなく、⽇本でも当たり前にあるようなシューティングドリルをプログラム化しているものだった。
・NBA選⼿のストレングストレーナーでもあるTim⽒のトレーニングを末宗も選⼿と⼀緒に実⾏。
⾃重で⾏うトレーニングでとても理にかなった内容だった。
・Tim⽒のトレーニングの考え⽅や内容は、東京Zのクリニック等にも使えると感じた。
・Tim⽒はトップアスリート並みの⾝体をしていて、とても57歳には⾒えなかった。
・スタバ1号店へ。グローバルカンパニーの原点に触れビジネスにおいてストーリーの重要性を感じた。

 

7/27(木)ECBAトレーニング④/親善試合

・ECBAトレーニングでは、ムービングでのシューティングトレーニングを実施。
ジェイソン⽒の計らいでより多くの練習メニューを紹介してくれた。
・ジェイソン⽒のトレーングには、ゲーム性/⾃主性/探究性の要素が常に組み込まれていた。
・チーム練習において、選⼿だけの時間をコーチが意図的に作り出す事は、選⼿の⾃主性と思考⼒を養うのにとても重要だという事を学んだ。
・Olympic collegeの視察で2⼈の⽇本⼈⼤学⽣が通訳兼案内をしてくれた。
選⼿の中で何⼈が留学等を視野に⼊れているか分からないが、もっと学業と競技が密接に繋がっているという事を選⼿達に理解して欲しいと感じた。
・最終戦。チームとしてのまとまりが⾒え始め、5試合で1番良い試合だった。
アップの時間が10分しかなかったが選⼿達もアメリカルールに慣れ、与えられた条件で最⼤限の準備をしようと努⼒をしていた。

 

7/28(金)移動

・全⾏程を終了し、帰国へ。朝の家の清掃等も選⼿達同⼠で効率良く動くようになっていた。
このキャンプの成果が少しずつ⾒えるような場⾯であった。

 

7/29(土)帰国

・帰国

 

ユースキャンプでの成果

Bリーグのユースとして、アースフレンズ東京Zのユースとして、育成という観点から海外遠征という実績を残せた事はとても⼤きな成果と思っています。
ユースとしての海外チャレンジの意義は⼤きく分けて2つあると考えています。

①早い段階から世界最⾼峰に触れる事で、価値観の幅を広げる機会の創出
②世界は決して⼿の届かない遠い存在ではなく、⾃ら動く事で⾝近な存在になるという実感を持たせる環境をつくる

実際、今回参加した選⼿の中でも数⼈が意外と⾃分のプレーや⽇本⼈が⼤切にしている⾏動が アメリカ⼈相⼿にも通⽤したと⾃信を付けた選⼿がいました。
この感覚は、やはり現地に⾏って直接触れなければ⼿にする事が出来ない感覚であり⼈の話を聴くだけでは理解が難しいと思います。
また、今回バスケットボールだけでなく異国の⽂化に触れた事や共同⽣活で得た成果も⼤きいです。
参加した全選⼿が「アメリカ⼈はみんな明るくて、優しい」という印象を抱いていました。
街を歩く⼈々も⽇本と違って個性的な⼈が多くいた事にも感動していて他者を認め合う⼤切さを学んでくれたのではないかと思います。

そして最⼤の成果としては、選⼿が英語に興味を持った事。
選⼿達に事前課題として3⼈以上アメリカの友達を作る事と伝えていたため、選⼿達は積極的に現地の⼈達に慣れない英語でコミュニケーションを取っていました。
その中で、もっと⾃分の思いを正確に伝えたいと思う選⼿が⼤半で、本気で英語を勉強をしようと⾔い出す選⼿がいました。
逆に、⽇頃から学問的に英語を学んでいる選⼿は「意外と簡単な英語でも通じる」という気づきを得て⾃分の英語⼒に⾃信をつけるものもいました。
この経験は⽇本にいては出来ないと思います。

総評

現地へいく前はアメリカはとんでもなく凄い国で魅⼒的な国なのだろうと思っていましたが、実際は⽇本とそんなに変わらないと正直思いました。
なぜ、このように感じたかと⾃分なりに分析してみたところ2つの事が考えられました。

①⽇本が経済的にも、⽂化的に発展してアメリカを超えてきた
②⽇本がアメリカ⽂化を真似しすぎて、⽇本⾃体がアメリカ化している

私は特に②の要素が⼤きいように思います。
今回アメリカへ⾏ってとても感じた事は、アメリカ⼈はイノベーション型、⽇本⼈はアップデート型という特徴の違いがあるという事でした。
アメリカ⼈はとにかく、発想⼒をあってあらゆるものをビジネスにしようと意識があります。
バスケットボールのコーチングから、ストレングストレーニングで使う道具から全てをビジネスに繋げようとしていました。
これは、つまり⾃分の得意な事で、世の中へ新しい価値を⽣み出そうとする意識だと個⼈的に思いました。
⼀⽅、⽇本では中々このような発想になりません。
基本的に周囲と同じ事をする事が善で、変わった事をするのは悪だという前提で世の中が回っている気がします。
⽇本全体的に、⾃信がなくアメリカの真似をして国を良く⾒せようとしているなと感じました。
(アメリカのスーパーマーケットやショッピングモールと⽇本のそれが、ほぼ同じような空間だった事からそのように感じました)
現代の⽇本⼈はアメリカナイズされすぎているように思います。
私がアメリカへ⾏って1番感じた事は、⽇本⼈はもっと⾃信を持つべきだし、⽇本で産まれた⽂化を積極的に世界に発信するべきだと感じました。

私はこの事から、アメリカ遠征に参加した選⼿に「アメリカが凄いから、アメリカの真似をするんじゃなくて、アメリカがまだ作れてないものを俺たちが⽇本⼈が作り出そうとする意識を持とう」と伝えました。
今回の遠征は、我々が今⾏っているサービスやクオリティ、⽅向性は間違っていないと確信できた良いきっかけとなりました。
ジャパンクオリティ/アスフレクオリティを世界へ発信する意識を持って仕事に取り組もうと感じました。


過去の世界チャレンジ紹介

2015.08 ジェイソン・バスケット氏が運営するエメラルドシティ・バスケットボール・アカデミー(ECBA)に斎藤卓ACがコーチとして帯同し、ジェイソン氏の指導方法を学ぶ。
2016.08 #35 高山師門選手がNBA下部Dリーグのナショナルトライアウトに参戦。
トライアウト参加者115名中20名が先行通過できる部門へ唯一の日本人として残る。
2017.06 代表山野と斎藤卓HCがロサンゼルスへ渡米。
エージェントやスカウトが集まるショーケースで斎藤卓HCがチームのコーチを担当。
2017.08 NBAのユタ・ジャスのアシスタントコーチとして活躍中のアントニオ・ラング氏を練習に招聘。
2017.11 東頭俊典ACがイタリアミラノへ。
2004年アテネ五輪で銀メダルを取得したファブリチオ・フラテス氏の「バスケットボールの現場におけるマネージメント」について学ぶ。
2018.03 東頭俊典ACがアメリカNBAへ。
「選手育成」の鍵となる「パッケージ」(NBAサンアントニオ・スパーズのチップ・イングランド氏が考案した、オーダーメイドのシューティングスキルドリル)を調査。
2019.07 世界ランキング2位のスペインでプロコーチを務めるアントニオ・テン氏を招き、クリニックを実施。
状況判断の向上、より良い選手になるためのマインドセットを教わる。
 

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