【SUEMUNE'S COLUMN Vol.16】明日はないさ。 | 東京Z ユース
「解決するべき課題が明確でない人程、物事を先延ばしにしてしまう。」
過去の私はまさに、これに当てはまる人物でした。(現在も怪しいですが)
「明日やろうはバカやろう」とは、よく言ったもので明日があるという安心感から目の前の課題を先延ばしにしてしまった経験が、あなたにもあるかもしれません。
例えば、夏休みの宿題で 「明日までには終わらせよう」「明日には終わろう」と先送りしていった結果、結局夏休み終盤になっても30%程度しか終わっておらず始業式前日に慌てて取り組むようなケースはよく聞く話しです。
このような心理が働いてしまう原因として私なりに考えてだした結論は、物事を先延ばしにしてしまう人は 「解決するべき課題が明確でない人」という事です。
今、やるべき事は何か?
今、やれない事は何か?
そもそも、自分がやれるべき事は何か?
こういった思考の整理が曖昧になった結果、思考停止に陥り、先延ばしにしてしまって結局なにも終わっていないという事態が発生してしまいます。
この事実はバスケットボールにおいても大いに関係すると私は思っています。
ただ、闇雲に上手くなりたい、頑張りたいと思っているが個人練習の時間を先送りにして結局、大した努力が出来ていない選手と明確になりたい選手像があり、そのために取り組むべき練習は何かという思考で練習に臨む選手とでは、成長曲線の上がり方が4倍くらい違うと思います。
アースフレンズ東京Z U18では、この永遠のテーマである「先延ばし思考」をバスケットボールを利用して改善していくためのアプローチを心掛けたコーチングに力を注ぎたいと思っています。
自らの課題を明確にし、1日1日を全力で生きる。やるべき事を先送りにしない人財。
そんなバスケットボール選手を育成していきたいと思っています。