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【SUEMUNE'S COLUMN Vol.21】少子化とバスケット | 東京Z ユース

 

私は、バスケットボールで次世代に強く求められる3つの力を手に入れる事が出来ると信じています。

アースフレンズ東京Z U18では、この3つの力を育むためのバスケットを追求し、伝えていきます。

近い将来確実に訪れる、超小子高齢社会と人口減少。
今から数十年もしないうちに、日本の社会状況は加速度的に変化すると、まことしやかに囁かれています。

社会状況が変われば、人々に求められる能力もおのずと変化する事は誰にでも分かります。

100年前の日本で求められた能力は、まさに協調性。
全員で同じ事を、同じ時間、同じ感覚で実行する力が強く求められていました。
これは、大量のモノづくりをする上で欠かせない力でした。

インターネットが普及し、誰しもが日常的に世界中と繋がるようになった現代。
人々は個の特性をかつてないレベルでアウトプット出来るようになり、オリジナル性を出す事に価値を感じるようになりました。

この、オリジナル性を発揮するために最低限必要となってくる力が、冒頭に挙げた3つの力
思考力=「考えて実行する力」
感性=「観て感じて放つ力」
優しいリーダーシップ=利他的な行動で人々を引っ張る力
であると私は考えています。

バスケットボールには、この3つの力を養うために必要な要素が詰まっています。
私が15年間コーチを勤めた中で見つけたこれらの能力を養うための機会を、アースフレンズ東京Z U18を通じて、存分に若い世代へ還元したいと思っています。

バスケットの可能性を世の中に広めバスケットを学問として捉え、人財育成ツールとしてバスケットボールを利用し、社会課題の解決へと向けていきたいと考えています。