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TAKU’s BRAIN vol.14『ラスベガス滞在記~スポーツディレクターとして #3~』

みなさんこんにちは。

ラスベガスに到着して3日目。今日も朝から暑いです。
ここラスベガスは砂漠の真ん中にある都市なので、気温は日中35~40℃あり、日差しもかなり強いんですよね。湿度は日本と比較すると段違いに低くて30~40%しかないのであまり汗は出ませんが、外に出て10分以上歩くのはかなり大変な気候ですね。


※これはホテルの窓からの景色ですが、少し離れると市街地が終わって砂漠になっているのがわかりますかね。

ちなみに「砂漠」と言うと『サハラ砂漠』のような砂地が延々と広がっている姿を想像する人が多いですが、実際「砂漠」と言われる地形のほとんどはゴツゴツした岩に覆われた荒涼地帯のことを指し、ラスベガスの砂漠もこれに該当します。
 



バスケットボールの方に話を戻すと、昨日はShowcaseの仕組みを説明させてもらいました。
その上で今日は実際の内容や様子を話したいと思います。

Showcaseは開催する規模感によって内容は変わってきますが、今回一番オーガナイズされていたのは「Worldwide Invitational」と言われているもので、ラスベガスで一番見やすくて良い選手が集まるShowcaseと言われています。

ヘッドコーチが事前エントリーしている選手をドラフトしてチームに振り分け、初日はチーム練習、次の日から2日かけて3試合というシステムになっているのですが、このWorldwideが良いのは即席チームで試合をさせるのではなく、しっかりとチーム練習をし、決まりごとを作ってプレーをしているので、あまり自分勝手なプレーがでません。

またシステムを守れているか守れていないか、シュートセレクションやディフェンスルールなどバスケIQも見ることができるので、獲得する側としては非常に助かります。

他にはWorldwideほどオーガナイズされていないですが、いくつもShowcaseはあり、その中でも比較的高いレベルだったのはBDA Sports Managementと言うところが開催している「BDA International Workout」やHART Sports Managementの「International Exposure Camp」ですね。

どちらも試合をする前にスキルトレーニングやシューティングドリル、ランメニューをやったりフォーメーションの練習をしたりと、しっかり事前練習を1.5~2時間ほどこなします。その上で試合をするので、「ラスベガス編 #1」に書きましたが、本当に選手の性格とかがわかります。

みんな自分の良いところを見せようとしてすぐにシュートを打つことが多いのですが、こうやってチームとして作って見せてくれるところは、選手の個性がよく見えてきます。

きつい練習でもサボらないで最後までやり切る選手、他の選手に声をかけて頑張らせる選手、選手全体を引っ張る選手、疲れてくるとサボる選手、色々ですね。

そしてこういった選手の情報は、ハイライト映像を見ても絶対にわからないですし、行った人だけが得られる貴重な情報になります。
 


さらに、エージェントと話をして色々な情報や交渉も直接できるので、外国籍選手を獲得する上でのリスクはかなり減らせると思います。

Showcaseを見たりエージェントと話をしていく中で、「いつか」と言わず、近い将来に東京Zの選手をここでプレーさせたいな、と強く思いましたし、それが実現できるようにスポーツディレクターとして今後も動いていこうと思っています。

昨日「NBAのSummer Leagueについて書く」と言いましたが、ここから書くとなかなかのボリュームになってしまいそうなので、申し訳ないですが明日書くことにします。

日本帰国まで残り2日。可能な限り楽しみながら色々吸収して帰りたいと思います。

それではまた明日!

 

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