【SUEMUNE'S COLUMN Vol.12(前編)】日本人の曖昧さが光を灯す? | 東京Z ユース
「日本人特有の曖昧さは、世界で戦うために必要な最大の強みになる。」
「なぜなら、曖昧さは相手に自分の考えがバレにくいから。」
これは、6月に実施した、アースフレンズ東京ZU18定例MTG内で所属選手から出た考えです。
私はこの言葉を聞き、「確かにな。」と思いました。
43対108。
2022年7月6日に行われたU17W杯日本-フランスの試合結果です。
敗戦したのは日本。大敗です。
「世界へ挑戦」を掲げている我々にとってもとてもインパクトのあるスコアでした。
ちなみに、フランスは世界ボーイズランキング(3位)日本は(32位)です。
65点差という点差も衝撃ですが、ペイント内で許した得点87点という数字も衝撃です。
めちゃくちゃリバウンドを取られまくり、めちゃくちゃ走られ、めちゃくちゃインサイドを
やられた事が、この数字で伺えます。
私達は、現段階でU18世代の世界との差は半端でなはいという現実を受け入れるしかありません。
日本が世界と戦うにはフィジカル的にも技術的にも、限界がある。あきらめよう。
今回のフランス戦は、そのくらい世界との差を突き付けられた内容でした。
しかし、かの有名な名コーチA先生は言います。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ。」
私達はここであきらめるのではなく、さらに世界と戦うために何が必要なのかを考え実行していく必要があります。
そして、私はアースフレンズ東京Zユース選手から聞いた「日本人の曖昧さを強みにする」という考えをヒントにしようと考えました。
(後編へ続く)