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【SUEMUNE'S COLUMN Vol.4】スマホ離れでバスケ向上? | 東京Z ユース

 

【スマホ必要ですか?】

「やってしまった。」
「最悪。」

私は先日、現代社会を生きる上で重要ツールの一つであるスマホを自宅に置き忘れ14時間近くスマホに触れる事が出来ないという事態を招きました。
スマホを自宅に置き忘れた事に気付いた時の私は、まるでこの世の終わりを告げられたかのような絶望感に苛まれました。
しかし、私はこの事態から思わぬ事に気づく事になりました。

「スマホと距離を置く事で、己の思考が開ける。」
「プロ選手を目指す若い選手こそ、スマホと意識的にスマホと距離を取るべきだ。」
という事です。

モバイル社会研究所によると現在の日本でのスマホ所有率は何と96.3%だそうです。
スマホはもはや、現代社会を生きる上で、なくてはならないツールになっていると言っても過言ではありません。
そんな日本中の人々が心を掴まれているスマホに対して私は今回の事態を通じ、スマホの必要性について改めて考えなおす事が出来ました。

【数年ぶりの切符購入】
私はいつも電車に乗る時は、デジタル電磁マネーを使っています。
普段、駅の改札を通り抜ける時は何も考えずにスマホをポケットから取り出し改札へタッチするという行動を無意識に取っています。
そのため、ここ数年は販売機で切符を購入した事がありません。

ちなみに、私がスマホを忘れた事に気付いた場所は駅の改札前でした。
電子マネーが使えなかった私は、その日数年ぶりに切符を販売機で購入する事になりました。
券売機の前でいざ切符を購入しようとお金を投入しようとした時に私はハッとしました。

「目的地へ行くためには、何円分の切符を買ったらいいのか?」

普段、料金など気にせずただただ手に持っているスマホを無意識に改札へタッチしているだけで料金など、まったく意識する事が無くなっていたのです。

私はこの瞬間こう思いました。
「スマホによる無意識の行動は人間の思考を停止させていく。」と。

電車の車内でも気づきがありました。
外の景色を眺め、普段は目にする事のないビルや看板を見て綺麗だなと感じたのです。
私は普段、暇があれば首を折り曲げ、視線を下に落として、スマホの画面ばかりに集中して身近な景色を見ていなかった事に気付きました。


気づかないうちに、自分の脳は「スマホ脳」化していました。

【スマホから離れた生活】

「スマホ脳」という言葉が世の中で言われ始めたのはここ数年です。
「スマホ脳」とは、スマホの使い過ぎが習慣化する事で、情報のインプットが多過ぎて「脳疲労」の状態に陥り、脳の情報処理機能が低下する状態の事。
絶えずスマホを見て情報をインプットしていると、「浅く考える機能」ばかりを使うことになり、脳の疲労が溜まり思考停止になるといいます。
(参考文献:潮波新書「スマホ脳」)

ある研究では、長時間のスマホ利用は依存性が高く、人間の集中力や記憶力を低下させる事が研究で分かっているそうです。

スマホを世界中に広げた、アップルの創業者スティーブ・ジョブスは自身の子どもには14歳になるまで、スマホを与えなかったといいます。
スマホが人間の脳に与える悪影響を理解していたのです。

【スマホを忘れて脳がスッキリ】
私が、スマホを自宅に忘れた事で得に3つの事を考えました。

①普段は気に留めない景色を見るようになり視界が広がった
②考えながら行動する事で脳が活性化し、脳がクリアになった
③思考が深めまり、心が安定した

私はこの経験から、スマホから距離を取る時間を意識的に作る事にしました。
スマホに脳が支配される時間を減らす事で、クリエィティブな能力を高めより優れたコーチングを実行できのではないかと考えたのです。

【脱スマホ脳でバスケも向上】
スマホの長時間利用が人間の脳に与える影響は良くも悪くもとても大きいです。
ただ、ハッキリ言える事は人間が処理出来る情報量には限界があるという事です。

バスケットボール選手として成長する上で、集中力や記憶力はてとても重要な要素です。

私はスマホの影響で、若い選手達の集中力や記憶力の低下が彼らのパフォーマンスに悪影響を及ぼし兼ねません。
スマホを使用するかしないかは個人の問題であり、家庭の問題です。

しかし、本気でプロバスケットボール選手を目指し常に求められる選手になりたいのであれば、おのずとスマホとの付き合い方が見えてくるのではないかと思います。

コーチである自分自身がまず、スマホとの付き合い方を変えていきます。


 

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